覆面調査へ行こう
近年流行りだした副業
あちこち出掛けてサービスを受けて、
その感想を書く事で報酬がもらえるお仕事があります。
それが覆面調査です。
2010年代初頭から本格的に様々な人にその呼称が知られるようになり、
最近では、数々の覆面調査を兼ねていらっしゃる人も多いそうです。
筆者もあちこちに出掛ける事は好きなため、
求人広告サイトなどでも覆面調査を実施する調査会社や、
アンケート会社が求人を出すようになりその存在を知り、
現在も何件か登録をしています。
主な仕事の流れとしては、
調査会社に登録
↓
主にネットを通じて案件に応募
↓
概要や説明を見たり聞いたりして、情報を調べる
訪問日などをインターネットなどで設定
(場合によっては調査会社の人との電話応対などで調査概要を聞く会社もある)
↓
実際の調査開始・終了
↓
調査報告書を作成
入店や訪問証明資料などを添付
↓
調査会社の確認後、経費や謝礼などを現金、商品券、ポイントなど、
各調査会社ごとの報酬を渡す形で調査の完了
会社ごとに少し違う面もありますが、大体の流れはこんな感じです。
覆面調査の注意点
・アルバイトやパートではない
基本的には時給や雇用契約を結んで仕事をする一般的な労働とは違います。
(そもそも仕事をしていることを隠して作業をするわけですしね)
また、お金では報酬を払ってくれない調査会社もありますので、
その辺は各自でしっかりと概要把握が必要なお仕事と言えます。
そのため、調査資料の作成や調査自体に不備や落ち度があると、
報酬だけでなく経費も支給されないのが一般的です。
ですので、慣れないうちは高額の経費が必要になる調査は参加しない方が、
無難といえるかも知れません。
・基本的には儲からない
調査会社の中にはたくさんの現金報酬を受け取れる会社もあるのかも知れませんが、
大体のケースでは、実費+α程度が一般的です。
飲食の調査でしたら、
飲食費+交通費+数百円程度のおまけ謝礼と言った感じが一般的です。
そのため、体験するサービスや提供されるものを、
資料を作成するのと引きかえに結果的には無償でもらえるお仕事…
と考えた方がいいでしょう。
ただ、お酒が入るような飲食や、宴席、
女性がアクセサリーを購入したり、美容関係でお金を使うようなケースでの調査は、
元が非常に高価なものなので、儲からないと言うのは語弊があるかも知れませんね。
ただし、調査を何かしらミスると費用も自腹になりかねないため、
しっかりとした調査を心がけないといけません。
また、基本的には最初に支払うお金は自腹になります。
(調査終了後に領収書やレシートの確認で報酬と一緒に支払いが一般的です)
調査によっては、数万円単位の支払いになる案件もあるため、
ある程度現金を自由に使える人でないと厳しい調査もありますので、
この辺も事前の確認をしっかりしてから、調査をした方がよいですね。
特に、
「店員さんのお金の受け取りを見たい」
なんて言う調査項目がある案件ですと、クレジットカードも使えません。
この辺は結構ハードルが高いかなと感じました。
次の機会には個人的にお勧めの調査や、逆にきつくなりがちな調査、
調査会社さんが求める傾向にあるレポートの書き方などについて、
ふれていきたいと思います。